投稿

3月, 2016の投稿を表示しています

systemd-bootを使ってみる

systemd 220-2から、systemdにsystemd-bootというブートローダーが組み込まれていたようなので使ってみます。

Arch LinuxにPlasmaデスクトップとfcitx-mozcを導入

イメージ
Arch LinuxにPlasmaを入れます。 ディスプレイマネージャーのインストール $ sudo pacman -S sddm Plasmaデスクトップのインストール $ sudo pacman -S plasma-meta KDEアプリケーションのインストール $ sudo pacman -S kde-applications-meta KDEアプリケーションの日本語化 $ sudo pacman -S kde-l10n-ja fcitxのインストール $ sudo pacman -S fcitx fcitxの統合 $ sudo pacman -S fcitx-im All を選択 GTK2、GTK3、Qt4、QT5用のモジュールが入ります。無くても一応使えますが 変換が確定されるまで文字が入力されません。 mozcのインストール $ sudo pacman -S fcitx-mozc レポジトリにfcitx-mozcしかないのでfcitxを使います。 fcitxの有効化 $ sudo vi /etc/xprofile export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx Plasmaとの統合 $ sudo pacman -S kcm-fcitx これでKDEシステム設定からfcitxの設定ができるようになります。 LibreOfficeなどのKDE,Qt以外のアプリケーションでも未確定文字が表示されるように設定します。 KDEシステム設定 → 地域の設定 → 入力メソッド → アドオンの管理 → 拡張オプションの表示 をチェック→ Fcitx XIM Frontend の設定→ XIMでOn The Spotスタイルを使う にチェックを入れ、fcitxを再起動 フォント Plasma 5.5からデフォルトフォントがNoto FontになったのでNoto Fontsをインストールします。 SDDMの有効化 $ sudo systemctl enable sddm 再起動 $ sud

fontconfigの設定

イメージ
Linuxでのフォント設定はfontconfigによって行われています。 fontconfigは、自動でその文字を表示できるようにフォントを選んでくれるのですが、フォントが複数ある場合自分の思うようにフォントが表示されないことがあります。 今回は、Noto Fontsをシステム標準のフォントに設定します。 一般的にはテーマからフォントの指定などを行うのが一般的だと思いますが、中にはそれに従わないアプリケーションもあります。 例えば、Firefoxではインターフェイスはデスクトップ環境のフォント設定に従うのですが、Webページのほうはフォントが指定されています。 Linuxでは一般的に明朝体にserif,ゴシック体にsans,等幅フォントにmonospaceが初期設定になっています。 fontconfigは、日本語フォントがあるとこれらのフォントを置き換えてくれます。 fontconfigはVLゴシックやipaフォントなどのメジャーなフォントは自動で標準のフォントに設定してくれるようになっていますが、Noto Fontsなどの新しいフォントやマイナーなフォントは自動では設定してくれません。 その、優先順位は/etc/fonts/font.avail/65-nonlatin.conf に記述されており、fontconfigはそれに従います。 この順序は今のところ、日本語フォントだけを抽出すると MSゴシック>梅ゴシック>VLゴシック>IPAMona>IPAゴシック>さざなみゴシック>東風ゴシック というようになっています。 このファイルを直接書き換えても良いのですが、fontconfigのアップデートで書き換えられてしまったり、アップデートに追従できなくなる恐れがあります。 fontconfigの設定を手動で書き換えたい場合、 /etc/fonts/local.conf にその内容を記述することで有効化することができます。フォント設定として、local.conf は最優先されます。 local.conf に、serifはNoto Serif、sansはNoto Sans、monospaceはNoto Mono、と明示的に設定することで、アプリケーションごとに統一したフォントを