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1月, 2016の投稿を表示しています

Arch LinuxでPPPoEマルチセッション

Arch LinuxでPPPoEマルチセッションをしてみる。 PPPoEの接続にはpppdを、起動にはSystemdを使用します。 Arch Linuxではnetctlの使用が推奨されていますが、netctlではpppoeの複数接続ができないので直接pppdを使用します。

Arch Linux systemd起動に時間がかかる

Arch Linux起動時にsystemdからの起動に時間がかかるようになりました。 journalctlを見てみると、pppoeの接続でエラーが出ているようでした。 接続に失敗すると再試行し、成功したら起動しているようです。 検索してみると、 海外のフォーラム に同じような現象が報告されており、RTL8111/8168/8411 カードでr8169がロードされていることが問題のようでした。 試しに何のカードを使っているのか調べたところ、ちょうどRTL8111/8168/8411 カードで、r8169がロードされていました。 $ lspci -v 03:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller (rev 02) Subsystem: Dell Vostro 220 Flags: bus master, fast devsel, latency 0, IRQ 31 I/O ports at c800 [size=256] Memory at fe9ff000 (64-bit, non-prefetchable) [size=4K] Memory at fdff0000 (64-bit, prefetchable) [size=64K] Expansion ROM at fe9c0000 [disabled] [size=128K] Capabilities: <access denied> Kernel driver in use: r8169 Kernel modules: r8169, r8168 解決法としては、r8169をblacklistにして読み込まないようにし、r8168のカーネルモジュールを読みこませるといいようです。 私の環境では、NICを複数搭載しており、確認のために他のNICを調べてみると、RTL8169を使用していることがわかりました。 r8169をblacklistにしてしまうとRTL8169のほうが使用できなくなるので困った。。。

Arch Linuxでchinachu

Arch Linux上でPT3+chinachuで録画鯖を作ります。 録画鯖を構築するとしたら、MythTV、epgrec、chinachuのいずれかになると思いますが、 MythTVはGUI必須なので外部からの設定が面倒、番組表関連・BSCSがうまくいかない、 epgrecはかなりごちゃごちゃしているのと、phpに任せるのは不安、 ということで、chinachuで構築することにしました。 Arch LinuxではAURにPT3ドライバとchinachuがあるので簡単にインストールすることができました。 Arch Linux標準のカーネルではPT3のDVBドライバが有効になっています。 DVBドライバからfuse_b25でデコードしてrecdvbを使いたいところですが、recdvbではBSCSが受信できないらしいので普通のドライバを入れます。 chinachuは録画ソフトを呼び出すだけなので、VLCなどのDVB対応ソフトなら使えるかもしれないです。 今回はPT3ドライバにpt3_drv-dkms、デコードにarib25、録画にrecpt1を使うことにします。

Gnome 3でタッチパッドのナチュラルスクロール有効化

Gnome 3では標準でタッチパッドのナチュラルスクロールがオフになっています。 ナチュラルスクロールを有効にすることでOS Xなどのような直感的なスクロールにすることができます。   一般的なOSでは 設定 > マウスとタッチパッド から設定できるようですが、私の環境ではタッチパッドの項目が出ませんでした。 Arch Linux Wikiによると、Synapticsから設定する方法が書かれていますが、Gnome 3では再起動時にGnome 3の設定で上書きしてしまいます。 そのため、Gnome 3の設定を変更するためにdconfエディタを使用します。