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Realtek RTL8101ドライバのアンインストール

tar ballからインストールしたRTL8101ドライバのアンインストール手順 r8101をアンロード $ sudo modprobe -r r8101 モジュールファイルの削除 $ cd /lib/modules/$(uname -r)/kernel/drivers/net/ethernet/realtek $ sudo rm r8101.ko r8169が無効化されているので元に戻す $ sudo mv r8169.bak r8169.ko カーネルモジュールの依存関係情報を更新 $ sudo depmod `uname -r` initramfsのアップデート $ sudo update-initramfs -u r8169の読み込み $ sudo modprobe r8169

JavaアプリケーションでUnityのグローバルメニューをデフォルトで有効にする

JavaアプリケーションのUIはJava独自のため、Jayatanaを経由してUnityのグローバルメニューを表示しています。Ubuntu15.04以降、デフォルトでは無効になっているので有効にします。 Javaアプリケーション全体に適用する場合 profileに追記 ユーザ限定で適用するなら $ vim ~/.profile システム全体に適用するなら $ sudo vi /etc/profile export JAVA_TOOL_OPTIONS="$JAVA_TOOL_OPTIONS -javaagent:/usr/share/java/jayatanaag.jar" 指定したアプリケーションのみに有効にする場合 コマンドラインから起動する場合 $ JAVA_TOOL_OPTIONS="$JAVA_TOOL_OPTIONS -javaagent:/usr/share/java/jayatanaag.jar" コマンド GUIから起動する場合など、起動オプションを設定できない場合アプリケーションごとに設定が必要です。 IntelliJ Idea Community $ vi ~/.IdeaIC2016*/idea64.vmoptions -javaagent:/usr/share/java/jayatanaag.jar Android Studio $ vi ~/.AndroidStudio*/studio64.vmoptions -javaagent:/usr/share/java/jayatanaag.jar NetBeans $ vi /usr/local/netbeans-*/etc/netbeans.conf -J-javaagent:/usr/share/java/jayatanaag.jar

virtualenvでPythonバージョンを指定した仮想環境の作成

Ubuntuでは標準でPython2とPython3がインストールされており、Python2がデフォルトになっています。UbuntuのパッケージにはPython2に依存したものが多いため、Python3をデフォルトにするのは危険です。 virtualenvで仮想環境を作ることでPython3環境を簡単に設定することができます。 環境 Ubuntu 16.04 LTS Pythonの確認 $ python2 --version Python 2.7.12 $ python3 --version Python 3.5.2 Pythonが入ってなければインストール $ sudo apt install python2 $ sudo apt install python3 Pythonデフォルトバージョンの確認 $ python --version Python 2.7.12 pipのインストール $ sudo apt install python-pip python3-pip Python3を使う仮想環境hogeの作成 Python3の場所を確認 $ which python3 /usr/bin/python3 仮想環境の作成 $ virtualenv -p /usr/bin/python3 --no-site-packages hoge 仮想環境に入る $ source hoge/bin/activate (hoge)$ Pythonのデフォルトバージョンの確認 (hoge)$ python --version Python 3.5.2 仮想環境から出る (hoge)$ deactivate 仮想環境ごとにpipによるパッケージ管理ができます。 仮想環境作成の段階で -no-site-packages を指定することでpipからグローバルにインストールしたパッケージは含まれなくなります。 仮想環境を削除したい場合はhogeディレクトリを削除します。

Bash on Ubuntu on Windows + XサーバでLXDEを起動

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Bash on Ubuntu on Windowsでは公式にGUIはサポートされていませんが、X11はC/SシステムなのでWindows側にXサーバを用意することでGUIを表示することができます。 Xサーバのインストール よく使われるのがXmingですが、更新が2007年で止まっているので避けます。 MobaXtermも人気ですが、無料版は機能が限定されていること、Xサーバの機能だけ欲しいのでこれも避けます。 vcXsrvが頻繁に更新されており、x64バイナリもあるのでこれを使用します。 vcXsrvをインストールし、起動しておきます。 Start→VcXsrv→XLaunch Fullscreenを選択します。 Multiple windows はアプリケーションごとに単独のウインドウが開きます。Firefoxなど、単体のアプリケーションを表示させたいときはこれを選択します。 One large window はウインドウ内に画面全体を表示しますが、LXDEだと正常に表示されません。 One window without titlebar はWindowsのタスクバーが表示されるFullscreenで、これもLXDEだと正常に表示されません。 Bash on Ubuntu on Windows側 LXDEのインストール $ sudo apt-get install lxde Xorg、LXDEがインストールされます。 日本語環境では文字化けするので日本語フォントを入れておきます。 $ sudo apt-get install fonts-noto-cjk fonts-noto-hinted 環境変数でXサーバを指定 $ export DISPLAY=localhost:0.0 環境変数は保存されないのでBash on Windowsの起動ごとに入力する必要があります。面倒なら/etc/bash.bashrcに書き込んでおきます。 LXDEを起動 $ lxsession あっさり動きました。仮想マシンで動いているわけではないので非常に高速です。 Firefoxなどの単体のアプリケーションのみ起動したい場合は、vcXsrvをMultiple windowsで起動しなおして、 $

Arch LinuxでAmazon Cloud Driveをマウントする

米AmazonのAmazon Cloud Drive Unlimited(以下ACD)が月500円程度で利用できるので登録してみました。 日本でもACDサービスが開始されましたが、この2倍の料金が発生します。 LinuxからACDにアクセスできる acdcli というツールが公開されています。 このacdcliを利用することでAmazon Cloud DriveをFuseを利用してマウントすることができます。 インストール $ sudo pip3 install --upgrade git+https://github.com/yadayada/acd_cli.git ログインのためにブラウザが必要です。 w3mではログインできなかったのでLynxをインストールしました。 ロケールが日本になっていると日本のACDにアクセスしてしまうので、ロケールを指定して実行します。 $ sudo env LANG=en_US.UTF-8 acdcli -v init ログインしてoauth_dataを保存します。 v -> Shift+s -> /root/.cache/acd_cli/oauth_data ACD状態の取得 ACDの状態を取得します。acdcli以外からACDに変更があった場合、エラーになるので各コマンドを実行する前にはこのコマンドを実行しておくと安心です。 $ sudo acdcli sync マウント $ sudo acdcli mount /mnt/acd/ アンマウント $ acdcli umount /mnt/acd/ マウントすることで簡単に利用できますが、単純にアップロードやファイル操作などを行うこともできます。 aaaディレクトリの作成。 $ sudo acdcli mkdir /aaa/ システムの/mnt/sdb1/ディレクトリをAmazonの/aaa/にアップロード。cronで定期的に実行してあげるとシステムとACDで同期することができます。 $ sudo acdcli upload -o /mnt/sdb1/ /aaa/

Android 7.0 Nougatが公開されたのでNexus 6Pに入れた

Android 7.0 Nougatが公開されました。 現在はベータテストプログラム登録者のみにOTAアップデートが配信されています。 zipでファクトリーイメージが公開されているので、それを使ってアップデートします。 http://www.androidpolice.com/2016/08/22/flash-all-the-things-full-android-7-0-nougat-nexus-ota-roundup/ こちらからファクトリーイメージへのリンクが張られているのでダウンロードします。 現在はNexus 6P、Nexus 5X、Pixel C、Nexus 9のみ公開されているようです。 このファクトリーイメージを、sideloadを使って端末に流し込みます。 まず、端末をリカバリモードで起動させます。 Nexus 6Pの場合、音量↓を押しながら電源で起動、「Recovery mode」を選択し、電源+音量↑を押し、「apply update from ADB」を選択します。 PCと接続し、ADBドライバのインストール、Android SDKを使えるようにし、 以下のコマンドでzipを流し込みます。 > adb sideload zipファイル この際、OEMアンロックは不要です。

ラーメン二郎 新宿小滝橋通店が美味くなってた

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ラーメン二郎 新宿小滝橋通店に行ってきました。 前回行ったのが6か月前なのですが、その時はスープがお湯のように薄くて食えたようなものじゃありませんでした。 今回はあまりの空腹でしょうがなく行ってみたのですが、かなり美味くなってました。 チャーシューにもしっかり味が染みており、にんにくもすりおろしニンニクから刻みニンニクになっていました。スープも美味くて満腹じゃなければ完飲してました。 新宿にいるときはどちらかといえばまだましな歌舞伎町店に行ってたのですが、これからは真っ先に新宿小滝橋通店に行きます。

UEFI+GPT環境にArch Linuxをインストール

UEFI+GPT環境にArch Linuxをインストールします。 キーボードレイアウトを日本語キーボードに設定 # loadkeys jp106 パーティションの設定 今回はディスク全体にインストールします。64GBのディスク(sdb)にESPを512MB(sdb1)、Swapを2GB(sdb2)、残りをシステムパーティション(sdb3)とします。 # gdisk /dev/sdb GPTディスクではない場合、GPTディスクにします。 Command (? for help): o ESPの作成 Command (? for help): n Permission number: 1 First sector : Last sector : +512M Hex code or GUID : EF00 Swapの作成 Command (? for help): n Permission number: 2 First sector : Last sector : +1G Hex code or GUID : 8200 システムパーティションの作成 Command (? for help): n Permission number: 3 First sector : Last sector : Hex code or GUID : 8300 書き込み Command (? for help): w フォーマット # mkfs.vfat -F32 /dev/sdb1 # mkswap /dev/sda2 # mkfs.ext4 /dev/sda3 マウント # mount /dev/sdb3 /mnt# mkdir /mnt/boot# mount /dev/sdb1 /mnt/boot ミラーリストを編集して、日本のサーバーからダウンロードするようにします。 # vi /etc/pacman.d/mirrorlist 日本のサーバを一番上に持ってきます。 viの場合、 / Japan で日本のURLを検索、 yy でコピー、 p で貼り付け。 インストール # pacstrap -i /mnt >> base fstabの生成 # gen

Windowsのアプリケーションをパッケージマネージャで管理する

Windows 10から標準でPackageManagementというパッケージマネージャが含まれるようになりました。 以前から、Chocolateyというサードパーティのパッケージマネージャがあり、そのレポジトリがPackageManagementから利用できます。

VLCでBlu-rayを再生

先日VLCでのBlu-rayの再生について書きましたが、古いバージョンのAACSにしか対応していませんでした。 VLC media playerでBlu-rayディスクを再生する - ぽぬぽぬ BDのリッピングソフトであるMakeMKVに付属しているlibmmbdがlibaacsと互換性があり、新しいバージョンのAACSにも対応しています。(2016/06/13現在AACS v60に対応)

VLC media playerでBlu-rayディスクを再生する

一般的なBlu-rayディスクはAACSで暗号化されているのでそのままではVLC media playerで再生することができません。 VLC media playerをAACS対応させて、Blu-rayディスクを再生するためのファイルがこちらに公開されています。 VLC Blu-Ray keys databaseとAACS dynamic libraryの2つのファイルを入れる必要があります。 KEYDB.cfgを以下のディレクトリに入れます。 Windowsなら C:\ProgramData\aacs\ Mac OS Xなら ~/Library/Preferences/aacs/ Linuxなら ~/.config/aacs/ AACS dynamic libraryをOSに合ったものをダウンロードし、 Windowsで32bitのVLCなら C:\Program Files (x86)\VideoLAN\VLC\ Windowsで64bitのVLCなら C:\Program Files\VideoLAN\VLC\ OSXなら~/lib/ Linuxならディストリビューションごとにパッケージマネージャで導入します。 Arch LinuxではCommunityレポジトリに libaacs があるので $ sudo pacman -S libaacs でインストールします。 最新のAACSには対応していないと思いますが、手持ちのBDは再生することができました。

SoftbankのNexus 6Pにした

ずっと2年契約が終わったらMVNOにしようと思いながらSoftbankを使ってきたのですが、SoftbankにNexus 6Pがあったので機種変更してしまいました。 Softbank版のNexus 6PはSIMロックがかかっていますが解除可能で、OSもキャリア変更の加えられていないAOSPなAndroidが入っているので素晴らしいです。 Softbank版Nexus 6PのSIMは特殊なようで、契約時のNexus 6PのIMEIでのみ利用可能な制限がかかっており、Y!MobileのAPNで利用するようになっています。 元々、SoftbankのSIMはそのSIMごとにIDパスワードが変わるクソ仕様なのですが、そのIDとパスワードさえ分かればどの端末でも通信が可能でした。 AOSPなAndroidなのでそのような仕組みを組み込めずIMEI制限をかけたのだと思います。 Y!MobileからNexus 5が発売された際IMEI制限がかかっていましたが、後から解除されました。 Softbank版Nexus 6Pもそうなればいいのですが…

PlasmaのBreezeテーマがGTK+3に追いついていない

私は普段からLinuxのデスクトップ環境はPlasma 5を使っています。 Breezeテーマは統一感があり、デザインで言えばOSXよりも綺麗だと思ってます。 BreezeテーマはQT4、QT5、GTK+2、GTK+3用のテーマが公開されているので大体のGUIアプリケーションには対応しています。 GTK+3は今でも頻繁に更新があり、その都度テーマの形式が変わるのでまだ安定しているとは言えません。 GTK+3.20からテーマ形式が大幅に変わったようで、多くのGTK+3テーマが使えなくなりました。 Breezeも未だにGTK+3.20に対応できていません。 FirefoxがGTK+3で開発されていますので非常に困ります。 QTへの移行が進みつつありますが、未だにGTKアプリケーションが多いので安定性を求めるならGnomeが良いですね。

Yahoo!JAPANのOTPをGoogle Authenticatorで利用する

Yahoo!JAPANのログインにワンタイムパスワードを利用する際、YahooのOTPアプリのインストールを推奨されます。 わざわざ無駄なアプリは入れたくないので調べてみたところ、YahooのOTPもTOTPに準拠しているようなので、Google Authenticatorが使えます。

Windows 10でbashが使えるようになった

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Windows 10でbashが使えるようになりました。 bashを使うにはInsider Previewのfastを受け取れるように設定し、開発者モードに設定、Windowsの機能の有効化または無効化から Windows Subsystem for Linux (Beta) を有効にすることで利用可能になります。 このbashはUbuntuのCanonicalがWindows向けに開発したらしいです。 コマンドプロンプトかPowerShellからbashを起動することでLinuxコマンドが利用可能になります。 最初に起動するとインストールが始まります。 インストールが完了するとスタートにBash on Ubuntu on Windowsが追加されます。 普通に起動するとrootで起動します。 WindowsのユーザとBashでのユーザは別のようで、useraddでbashのユーザを追加できました。 ls /binしてみたところ、基本的なコマンドは揃っているようです。 Ubuntuのバイナリがそのまま使えるようですがよくわかりません。 /mnt/以下にWindows側のドライブレターがマウントされており、bashからアクセス可能です。 システム情報を見てみました。 完全にLinuxとしてbashが動いているようです。 apt-getも使えるので、ubuntuのレポジトリからバイナリをインストール可能です。

systemd-bootを使ってみる

systemd 220-2から、systemdにsystemd-bootというブートローダーが組み込まれていたようなので使ってみます。

Arch LinuxにPlasmaデスクトップとfcitx-mozcを導入

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Arch LinuxにPlasmaを入れます。 ディスプレイマネージャーのインストール $ sudo pacman -S sddm Plasmaデスクトップのインストール $ sudo pacman -S plasma-meta KDEアプリケーションのインストール $ sudo pacman -S kde-applications-meta KDEアプリケーションの日本語化 $ sudo pacman -S kde-l10n-ja fcitxのインストール $ sudo pacman -S fcitx fcitxの統合 $ sudo pacman -S fcitx-im All を選択 GTK2、GTK3、Qt4、QT5用のモジュールが入ります。無くても一応使えますが 変換が確定されるまで文字が入力されません。 mozcのインストール $ sudo pacman -S fcitx-mozc レポジトリにfcitx-mozcしかないのでfcitxを使います。 fcitxの有効化 $ sudo vi /etc/xprofile export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx Plasmaとの統合 $ sudo pacman -S kcm-fcitx これでKDEシステム設定からfcitxの設定ができるようになります。 LibreOfficeなどのKDE,Qt以外のアプリケーションでも未確定文字が表示されるように設定します。 KDEシステム設定 → 地域の設定 → 入力メソッド → アドオンの管理 → 拡張オプションの表示 をチェック→ Fcitx XIM Frontend の設定→ XIMでOn The Spotスタイルを使う にチェックを入れ、fcitxを再起動 フォント Plasma 5.5からデフォルトフォントがNoto FontになったのでNoto Fontsをインストールします。 SDDMの有効化 $ sudo systemctl enable sddm 再起動 $ sud

fontconfigの設定

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Linuxでのフォント設定はfontconfigによって行われています。 fontconfigは、自動でその文字を表示できるようにフォントを選んでくれるのですが、フォントが複数ある場合自分の思うようにフォントが表示されないことがあります。 今回は、Noto Fontsをシステム標準のフォントに設定します。 一般的にはテーマからフォントの指定などを行うのが一般的だと思いますが、中にはそれに従わないアプリケーションもあります。 例えば、Firefoxではインターフェイスはデスクトップ環境のフォント設定に従うのですが、Webページのほうはフォントが指定されています。 Linuxでは一般的に明朝体にserif,ゴシック体にsans,等幅フォントにmonospaceが初期設定になっています。 fontconfigは、日本語フォントがあるとこれらのフォントを置き換えてくれます。 fontconfigはVLゴシックやipaフォントなどのメジャーなフォントは自動で標準のフォントに設定してくれるようになっていますが、Noto Fontsなどの新しいフォントやマイナーなフォントは自動では設定してくれません。 その、優先順位は/etc/fonts/font.avail/65-nonlatin.conf に記述されており、fontconfigはそれに従います。 この順序は今のところ、日本語フォントだけを抽出すると MSゴシック>梅ゴシック>VLゴシック>IPAMona>IPAゴシック>さざなみゴシック>東風ゴシック というようになっています。 このファイルを直接書き換えても良いのですが、fontconfigのアップデートで書き換えられてしまったり、アップデートに追従できなくなる恐れがあります。 fontconfigの設定を手動で書き換えたい場合、 /etc/fonts/local.conf にその内容を記述することで有効化することができます。フォント設定として、local.conf は最優先されます。 local.conf に、serifはNoto Serif、sansはNoto Sans、monospaceはNoto Mono、と明示的に設定することで、アプリケーションごとに統一したフォントを

Arch Linuxで顔文字を正しく表示させる

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最近、Unicodeを多用した顔文字が多く利用されています。 多分、利用者の多いiOSで表示できるように作られていて、iOSやOSXでは多くのUnicodeの表示に対応したフォントが入っています。 Windowsの標準フォントも完全ではありませんが、ほぼ表示することができます。 Linuxでの日本語環境で多く利用されているフォントはVLゴシックやIPAゴシックなどですが、これらはほとんど表示することができません。 今回はこちらのサイトの顔文字を正常に表示させられるようにしたいと思います。 (๑˃̵ᴗ˂̵)و 女子力が高そうな顔文字《超厳選編》【コピペ・スマホ用】 - NAVER まとめ 顔文字の文字コードを見てみると、記号だけでなく様々な国の文字なども混ぜて作られているようです。 なので、Unicode対応を謳ったフォントだけでなく、様々な文字に対応したフォントが必要になります。 様々なフォントを入れたところで、その文字ごとに文字の見た目が変わってしまい、統一性がなくなってしまうので、1つのフォントで多言語と記号に対応している必要があります。 多言語、記号に対応したフォントというとほぼ有料のフォントになってしまいますが、無料で使えるのがありました。 それがGoogleの Noto Fonts です。 GoogleとAdobeが共同開発したフォントで、AdobeからはSource han sansとして同じフォントが配布されていますが、Noto Fontsのほうが絵文字などもあるので強いです。 豆腐フォントを排除するためという意味でno more tofu、Noto Fontということらしいです。 ライセンスはSIL Open Font Licenseで比較的自由に利用することができます。 Arch Linuxでは公式レポジトリにNoto Fontsがありますが、主要フォントだけが入ったものなので公式サイトから完全なNoto Fontsをダウンロードします。 $ wget https://noto-website-2.storage.googleapis.com/pkgs/Noto-hinted.zip 解凍 $ unzip Noto-hinted.zip フォントデ

i-dio Wi-Fi Tuner 無料モニターに当選した。

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i-dio Wi-Fi Tunerの無料モニターに当選しました。 i-dio 新放送サービス i-dioは、地上デジタル放送に移行後に使われなくなったVHF帯の一部を利用した移動体向け放送らしいです。 2016年3月から放送開始で、放送内容は映像だけでなくデータなども送ることができるらしいです。 無料モニターのチューナーですが、レンタルという扱いですが返却の必要はないです。 ですが、契約違反などで返却の義務は生じるみたいです。 本体は電源ボタン、LEDインジケータ、ロットアンテナ、 端子は充電用MicroUSBメス端子、アンテナ用3.5mmジャック。 チューナーへの接続はWi-Fiのみ。MicroUSB端子とPCを接続してみましたが、認識しなかったので有線での接続は不可のようです。 受信クライアントは今のところAndroidとiOSのみの対応のようです。 放送が開始されたら遊んでみます。

PS4 コントローラー1個で画面分割プレイ

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トロフィーやアイテムを取ったり、稼ぎなどでコントローラーが複数必要だけどコントローラーがないということがある思います。 とりあえず2Pのコントローラーがあると認識させる方法を見つけました。 PS3ではPSボタン長押しからコントローラー番号を変更することができましたが、PS4にはそのような設定が見当たりません。 PS3にあったユーザー切り替えですが、もちろんPS4にもあり、同時ログインしながらユーザーを切り替えられるようになりました。FreeBSDベースの恩恵でしょうか。 そしてPS4ではコントローラー番号という概念自体が廃止され、コントローラー1個に対して1ユーザーというように区別するようになったようです。 PS4に追加でコントローラーを認識させるとこのコントローラーで利用するユーザーの選択画面が出てきます。 1ユーザーで一度に利用できるコントローラーは1個までなのですが、コントローラーで一度に利用できるユーザーは1つだけではないようで、ユーザーを切り替えることで別のコントローラーとして利用することができました。 まず、メインユーザーでログイン。 PSボタンを長押しするとクイックメニューが表示されます。そこから ユーザーを切り替える を選択。 新しいユーザーを作成 を選択する。別のユーザーを作成してある場合はそのユーザーでログインしても良いです。 今回は一時的に利用するので ゲストとして遊ぶ を選択。 そのユーザーでSENアカウントにサインインするかどうか聞かれるので サインインしない を選択。 これでゲストユーザーとしてログインできました。 ログアウトしない限り2つのユーザーでログインしている状態になります。 これで準備完了です。 次にPSボタンを長押してクイックメニューを表示し、 ユーザーを切り替える から メインユーザーに切り替え、ゲームを起動します。 ゲームを起動したユーザーが1Pとして遊ぶユーザーになり、取得したトロフィーはそのユーザーだけ獲得できます。 画面分割でコントローラーを必要とする画面まで行き、 クイックメニューからゲストアカウントに切り替えます。 そうすると別のコントローラーとして認識され、2Pコントローラーと

Arch LinuxでPPPoEマルチセッション

Arch LinuxでPPPoEマルチセッションをしてみる。 PPPoEの接続にはpppdを、起動にはSystemdを使用します。 Arch Linuxではnetctlの使用が推奨されていますが、netctlではpppoeの複数接続ができないので直接pppdを使用します。

Arch Linux systemd起動に時間がかかる

Arch Linux起動時にsystemdからの起動に時間がかかるようになりました。 journalctlを見てみると、pppoeの接続でエラーが出ているようでした。 接続に失敗すると再試行し、成功したら起動しているようです。 検索してみると、 海外のフォーラム に同じような現象が報告されており、RTL8111/8168/8411 カードでr8169がロードされていることが問題のようでした。 試しに何のカードを使っているのか調べたところ、ちょうどRTL8111/8168/8411 カードで、r8169がロードされていました。 $ lspci -v 03:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller (rev 02) Subsystem: Dell Vostro 220 Flags: bus master, fast devsel, latency 0, IRQ 31 I/O ports at c800 [size=256] Memory at fe9ff000 (64-bit, non-prefetchable) [size=4K] Memory at fdff0000 (64-bit, prefetchable) [size=64K] Expansion ROM at fe9c0000 [disabled] [size=128K] Capabilities: <access denied> Kernel driver in use: r8169 Kernel modules: r8169, r8168 解決法としては、r8169をblacklistにして読み込まないようにし、r8168のカーネルモジュールを読みこませるといいようです。 私の環境では、NICを複数搭載しており、確認のために他のNICを調べてみると、RTL8169を使用していることがわかりました。 r8169をblacklistにしてしまうとRTL8169のほうが使用できなくなるので困った。。。

Arch Linuxでchinachu

Arch Linux上でPT3+chinachuで録画鯖を作ります。 録画鯖を構築するとしたら、MythTV、epgrec、chinachuのいずれかになると思いますが、 MythTVはGUI必須なので外部からの設定が面倒、番組表関連・BSCSがうまくいかない、 epgrecはかなりごちゃごちゃしているのと、phpに任せるのは不安、 ということで、chinachuで構築することにしました。 Arch LinuxではAURにPT3ドライバとchinachuがあるので簡単にインストールすることができました。 Arch Linux標準のカーネルではPT3のDVBドライバが有効になっています。 DVBドライバからfuse_b25でデコードしてrecdvbを使いたいところですが、recdvbではBSCSが受信できないらしいので普通のドライバを入れます。 chinachuは録画ソフトを呼び出すだけなので、VLCなどのDVB対応ソフトなら使えるかもしれないです。 今回はPT3ドライバにpt3_drv-dkms、デコードにarib25、録画にrecpt1を使うことにします。

Gnome 3でタッチパッドのナチュラルスクロール有効化

Gnome 3では標準でタッチパッドのナチュラルスクロールがオフになっています。 ナチュラルスクロールを有効にすることでOS Xなどのような直感的なスクロールにすることができます。   一般的なOSでは 設定 > マウスとタッチパッド から設定できるようですが、私の環境ではタッチパッドの項目が出ませんでした。 Arch Linux Wikiによると、Synapticsから設定する方法が書かれていますが、Gnome 3では再起動時にGnome 3の設定で上書きしてしまいます。 そのため、Gnome 3の設定を変更するためにdconfエディタを使用します。